TT2Thumb『Texture Transformer』は異なるフィギュア間のテクスチャを変換してくれるツールです。
V4M4~Genesis3までのDAZ製フィギュア、Dawn・DUSKなどのHivewire3D製フィギュア、Pauline・PaulなどのPoser/SmithMicro製フィギュアなど、サポートするフィギュアは多岐にわたります。
バージョン2になってからはまだ使用していなかったなと思い、使い方メモしていきたいと思います。
バージョン1はPoserファイルしか対応していなかったのですが、2ではDAZ Studioファイルも対応されました。

Michael 4のキャラをGenesis 8 Maleで使いたいので、前段階としてGenesis 3 Male用テクスチャへ変換します。
Genesis 8はGenesis 3のテクスチャをそっくりそのまま使用できます。




準備

ダウンロード

Download

Texture Transformer Version 2をダウンロードして適当なフォルダに解凍します。
「TextureTransformer-v1.2.0.0-Win」が本体です。
これだけでは使えません。「TT_M4_to_Gen2Male」のようなアドオンが必要です。
変換に必要なアドオンもダウンロードします。

本体のみでは、V4/M4→G2F/G2Mをサポートしています。
M4→G3Mは『M4 to G3M Add-on Pack for Texture Transformer』
G2M→G3Mは『Texture Transformer Male Add-on Pack』
の追加アドオンパックが必要になります。

G3M_Add-on

今回はM4→G3Mへの変換ですので、必要なパックは『M4 to G3M Add-on Pack for Texture Transformer』
「TTv2_M4_To_G3M」「TTv2_M4_To_G3M_Anatomy」をダウンロードします。
上段の「M4_To_Gen3Male」はバージョン1用です。

ダウンロードしたアドオンは解凍後、TextureTransformerDataフォルダに入れます。

Add-On_Copy
『Texture Transformer v.2 Upgrade from v.1』
Texture Transformerのバージョン1を持っている場合は、バージョン2へのお得なアップグレード版が用意されています。通常版の約半分くらいの値段です。


ライセンス登録

Texture Transformerを最初に起動するとこんな画面がでます。
[Register]ボタンを押して登録画面に進みます。

Start


*が付いたところは入力必須です。
Registration Keyは、RenderosityでTexture TransformerをダウンロードするときにLicenseと表示してあったコードです。
コピーペーストで入力します。
登録が完了するとこんなウィンドウが出てきます。

Success

設定

[Settings]ボタンを押してPoser/Daz Studioのコンテンツフォルダを登録します。

Settings

変換対象のフィギュアのあるフォルダを指定します。
Poser/Daz Studioのセットアップ方法によってフォルダの場所は様々です。
DAZ Connectでインストールしたフィギュアは機能しない予感がしたので、元になるフィギュアはDAZ Install Managerでインストールしておきました。


使い方

設定が終わったら[Next]ボタンを押して進めます。
Transformationのプルダウンメニューから、変換したいフィギュアを選択します。
ここでは「Michael 4 to Genesis 3 Male」を選びました。

SetConversion


[Next]ボタンで進めます。
変換元になるPoser/Daz Studioのキャラクタープリセットを追加します。

SourceAdd

CR2(Poserキャラクターファイル), PZ2(Poserポーズファイル), MC6(Poserマテリアルファイル), DUF(DAZ Studioファイル)が読み込めるようです。
しかし、変換元にDUFファイルを使うとDiffuse Color部分のテクスチャしか変換されず、BumpやSpecularなどは無視されてしまいます。
それについては変換に関する覚え書きにて後述しています。


マスターファイル

リストに複数ファイルが追加されている場合に、2つのチェックボックスのオプションが使用可能になります。

Master

First File Is Master
特定キャラ向けに設計された部分的なプリセットファイル(瞳、メイクアップ、タトゥーなど)の転送を容易にするためのオプションです。
部分的なマテリアルは、変換時にテクスチャの存在しない箇所(手や足など)が空白となって出力されます。
それを避けるために、マスターファイルを用意します。
顔・体全体を含めたプリセットを追加して、First File Is Masterにチェックを入れます。
Skip Master File
先にマスターファイルを用いて変換済みの場合に使用します。
部分的なマテリアルだけを追加で変換したいときに使います。


コンテンツフォルダの指定

[NEXT]ボタンを押して進めると表示されます。

ContentFolder


変換されたテクスチャとプリセットファイルをエクスポートするコンテンツフォルダを選択します。
Settingで指定したコンテンツと同じ階層のフォルダである必要があります。

出力オプション

出力されるフォルダ名とファイル名を指定します。

OutputOptions

Preset File(s)
DUF, PZ2, MC6から選択できます。
%SOURCE% 拡張しなしのファイル名

DUFに変換される場合は、自動的にDAZ StudioのPeopleフォルダに配置します。
プリセットは以下のフォルダ
My Library/People/MyConversion/TT-%SOURCE%

テクスチャは以下のフォルダ
My Library/Runtime/Textures/MyConversion/TT-%SOURCE%

に保存されます。
Poserの場合は、Poserの適切な各フォルダに保存されます。
変換元ファイルに「Koumei」と指定したので、「TT-Koumei」というプリセット名になります。

Texture Files
PNG, JPGから選択できます。
%GROUP% 「Head」「Torso」などのテクスチャグループ用
%CHANNEL% Color、Bump、Transparencyなど用

%GROUP%%CHANNEL%の両方をそのまま使用することを強くお勧めされています。
同じグループでバンプやカラーなどテクスチャは複数あるので、%CHANNEL%を省略すると同名になって上書きされてしまいます。
%SOURCE%は、変換するファイルが1つなら省略できますが、複数あるとこちらも同名になって問題が発生します。
基本はそのままいじらずで、先頭の「TT-」というのは他のテキストに置き換えるか削除しても問題ないです。

Resolution
画像の解像度です。Low(1000x1000)からHigh(4000x4000)を選択できます。
High以外を選択する理由がないそうです。品質を下げても、変換が早くなることもないようです。

Enhanced Filtering
変換の品質が大幅に向上する魔法の機能。
普段は最高品質の100%にして、簡単なテストを行う場合に0に設定したりするようです。

変換の実行

出力オプションの設定が終わったら[Transform]ボタンを押して変換を開始します。
設定を変更するには[Back]ボタンで戻ります。

Transform



変換が終了すると、出力オプションで指定したフォルダにファイルができています。
引き続き変換を続ける場合は[NEXT]ボタン、終了する場合はウィンドウを閉じます。

PerformAnotherTransformation



変換に関する覚え書き

Poserはマテリアルタブの「シンプル」で参照できる画像が変換されます。

PoserMaterialTab


詳細設定でのシェーダーツリーはシェーダーツリーはサポートされていません。
「シンプル」で参照できる画像を指定しておきます。
たとえば、ToeやFingernailのみバンプが空欄だと、出力されるTorsoのテクスチャのToeやFingernaiの部分のみ黒く出力されます。


DAZ Studioも同様に、DAZ Studioのデフォルトシェーダを使用して単純な構造にしておくようにとあります。

とはいえ、DAZ Studioのファイルは変換されないチャンネルがあります。
いくつかのパターンで実験してみました。

DAZ Studoで書き出したファイル
  • CR2 : Diffuse Color、Bump、Transparencyのみ変換される。Specularは変換されない。
  • DUF : V4M4系はDiffuse Colorしか変換されない。Genesis系はSpecular以外は全部変換される。
Poserで書き出したファイル
  • CR2 : 全て変換される
  • PZ2 : 全て変換される
  • MC6 : 全て変換される

結局Poserが必要じゃん…。という。



M4 Genitaliaの変換(Anatomy)

M4 GenitaliaのテクスチャをG3M/G8M Genitaliaにも使えるように変換します。
ボディのテクスチャとGenitaliaは一度に変換できるようです。
使い方があやふやです。取り急ぎの覚え書きです。


TransformationをMichael 4 to Genesis 3 Male (Anatomy)にして、

AnatomyTransform



変換元のプリセットを、フィギュア本体とGenitalia一緒に追加します。

SourceFiles


本体のプリセットにFirst File Is Masterにチェックをいれて変換。
Genitaliaの繋ぎ目部分を本体のHipから合成してくれます。
本体が一緒じゃないと繋ぎ目部分が白くなります。


「Anatomyはどこだ」と聞かれるので

Required



「Genesis 3 Male Genitalia.duf」を指定してあげます。

AnatomyOpen




変換が終わったら、もう一度…
今度はSkip Master Fileにつけて変換…

SkipMasterFile

すると上手くいきました。


プリセットファイルが、1周目に変換したものと2周目に変換したものの2つずつできます。

Preset

2周目に変換した方、ここでは「TT-KoumeiM4Gen」「TT-KoumeiM4Gen-Anatomy」を使います。
1周目のプリセットの方は不要なので削除します。

もっとスムーズなやり方があるのかもしれないです。
マニュアルではAnatomyに触れてないのでわかりません。


Genesis 8 Maleに適用しました。まつげは手動でつけてあげる必要があります。
Genitaliaも継ぎ目なく綺麗に変換されています。

Kakunin