モーフ移植プラグイン『Genesis Generation X2』(GenX)を使って、
Victoria 4(以下V4)キャラクターを
Genesis 2 Femaleで再現する手順をご紹介させていただきます。
ヘッドとボディとを分けて行いますので、ボディだけVictoria 6に…ということも可能です。
SevenさんのV4キャラ『SV7 Lanna』(Renderosity)を使用させていただきました。
Sevenさんのキャラは、どのキャラもとても美しいです。
DAZ Studio用のマテリアルも用意されているのも嬉しいです。
Michael 4キャラクターをGenesis 2 Maleで使う手順は、
“Victoria”の部分を“Michael”に、
Genesis 2 “Female”を、Genesis 2 “Male”に置き換えてご覧いただければ、と思います。
[GenX]タブを表示させておきます。
「Beautiful Bends for Genesis 2 Female(s)」などの自動補正モーフ系は、一時的にオフにしておきます。
プルダウンメニューからGenesis 2 Femaleを選び
[Gen X]タブ内[Morphs]タブで[All]ボタンを押すと、モーフ一覧が表示されます。
モーフを選択して[Disable]ボタンを押すとチェックが外れ
次回からそのモーフはロードされません。
再びモーフを使用したいときは、[Enable]ボタンを押して、Genesis 2 Femaleを再ロードします。
「Victoria 4.2」 アイコンを[GenX]タブにドラッグ&ドロップします。
[Load Figure]ボタンからもロードできます。
一度ロードすれば、[Source]ボタンに一覧が加わり、即ロードできるようになります。
これでV4フィギュアがGenXにロードされました。
しかし、V4はモーフが空っぽの状態です。
カスタムモーフの「Morphs++」をインジェクションします。
「INJ Morphs++ V4」アイコンを[GenX]タブにドラッグ&ドロップします。
SmartContentでは、[Shaping]タブ > Inject にあるはずですが
当環境では表示されないので、ContentLibraryからロードしています。
ContentLibraryでは、Poser Formats の Pose内にあります。
[GenX]タブの上で右クリックし
Show in list > All Controlled Morphs にチェックします。
多くのV4キャラが、ファイル名に“INJ”の文字が入っていると思います。
INJはインジェクションのことで、フィギュアの空きチャンネルにモーフが注入されます。
[GenX]タブ上で右クリック
All > Transfer: On for Non-Zero Valuesを選択します。
[Select]ボタンからでも選択できます。
すると、「転送するモーフ」でキャラのモーフだけにチェックが付きます。
モーフを転送します。
Mode : Create single morph
Shape : Victoria 4
Target : Genesis 2 Female
になっているか確認します。
「Victoria 4 for Genesis 2 Female」を使わず、
GenXが自動生成するV4シェイプを使う場合には
Shapeでは「Victoria 4 (clone)」を選択します。
設定が終ったら[Transfer]ボタンを押します。
モーフのプロパティを設定するウィンドウが開きます。
Identifier : 識別子
Name : モーフの表示名
Group : モーフの表示グループ
Region : リージョン (顔の場合は“Head”で)
Identifierは同じ名前を重複させることはできません。
空欄にしておくと、GenXが自動で付けてくれます。
後ほどIdentifier名を使うため、ここでは手動で入力しました。
セットしたキャラの顔モーフを取り外します。
REM表記のあるアイコンを、[GenX]タブにドラッグ&ドロップします。
REMはリムーブ、はずすの意味です。
次に体のモーフを転送します。
キャラの体モーフアイコン(大抵はINJと書いてあります)を[GenX]タブにドラッグ&ドロップします。
後は顔モーフと全く同じ手順で、Transfer: On for Non-Zero Values で転送するモーフにチェックを付けたら
[Transfer]まで行います。
Transferを行うと、次回Genesis 2 Femaleをロードしたときに、
[Shaping]タブにキャラクターのモーフが作成されています。
モーフ転送時に「Victoria 4 (clone)」にした場合には、
GenXが生成した「Victoria 4 Head」を1にします。
Head / Generation X /** People ** グループにあります。
Zero Figure Poseはおまじないです。気にしないでください。
これでV4キャラのお顔が再現されるはずですが、
キャラによっては目の位置がずれてしまいます。
大抵は、目の位置を再調整するFixポーズファイルが同梱されています。
これを適用します。
目の位置、キャラの顔、V4顔シェイプを単一のモーフにするため、Hexagon Bridgeします。
からHexagonへ転送します。
Hexagon、ZBrushを使わない場合は、Exportからメッシュをobjファイルに保存して行います。
『Hexagon』は、ワンクリックでやり取りできるので便利です。
Bridgeを使わないモーフ作成の方法は、下の方にある■ 補足 ■を御覧ください。
HexagonにGenesis 2 Femaleが転送されます。
なにもせず…、Genesis 2 Femaleを選択して
を選んでDAZ Studioに送り返します。
DAZ Studioに戻ると、モーフ作成のオプションが表示されます。
Nameには、モーフ転送時に入力した「Identifier」 と同じ名前を入力します。
Identifier名がわからない場合は、[Parameters]タブからプロパティで確認できます。
Overwrite Existingは、Deltas Only にします。
こうすると、既存のモーフに上書きされます。
モーフが複数重なった状態なので、
[Parameters]タブを右クリック > Zero > Zero Figure からゼロフィギュアします。
全てが0にリセットされるはず…。
なのだけど、場合によってはならないことがあります。
1つずつ手作業でしてもよいけれど、大変なので
[Parameters]タブをEdit Mode に切り替えて、一括で0に設定しました。
モーフを保存したら、再度Genesis 2 Femaleをロードしなおせば0になるので、
とくに気にしなくてもよいです。
モーフを保存します。
を選択します。
オプション画面が出るので、「キャラの顔モーフ」にチェックを付けます。
Vender Name を D3D Gen X
Product Name を Victoria 4
に指定することで、Gen Xが生成したモーフファイルに上書きすることができます。
Product Nameは移植元のフィギュア名です。
Genesisからの移植では、「Genesis」です。
Gen Xが自動生成したフォルダ以外の場所へ保存すると、
IDが重複しモーフがロードできなくなります。
別の場所に保存する場合は、保存後にGen Xが生成した最初のモーフを削除しておきます。
エクスプローラの、
[Gen X]タブの[Mophs]タブから[Delete]ボタンでも削除が可能ですが、
生成されたアイコンファイルも同時に削除されてしまいます。
また、今回は「キャラの顔モーフ+Victoria 4 Head」で一つのモーフにしていますが、
「キャラの体モーフ+Victoria 4 Body(なんらかのシェイプ)」で一つにするのは避けた方が賢明です。
関節の曲りが不自然になったり、リグの再調整が必要になるかもしれません。
■ 補足 ■
Hexagon Bridgeを使用せずにモーフを作成する場合
[parameters]タブにて、Genesis2のResolution Levelを
Baseに切り替えます。
を選びます。
ファイル名を入力するウィンドウが出ますので、
ファイル名をモーフ転送時に入力した「Identifier」 (何でもよいですが後でName入力の手間を省くためです)
ファイルの種類をWavefront Object (*.obj)にして、適当なフォルダに保存します。
エクスポートのオプション画面が出ます。
PresetのTo: とある場所は、DAZ Studio (1 unit = 1cm) にし、
あとはデフォルトのまま [Accept] ボタンを押します。
Objファイル保存が完了します。
を選んで起動させます。
Convert To DAZ Studio の From: の場所は、エクポートと同じ
DAZ Studio (1 unit = 1cm)にします。
[Chose Morph Files]ボタンを押し、先ほど保存したObjファイルを読み込みます。
Overwrite Existingは、Deltas Onlyにして、[Accept]ボタンでモーフ読み込み完了です。
SmartContentの
Materials : Feminine : Victoria 4 for Genesis 2 Female と辿っていき
「Set Victoria 4 UV」アイコンをダブルクリックします。
キャラクターのマテリアルをセットします。
DAZ Studio用のマテリアルが付属していないものもあります。
また、Genesis 2 Femaleからサーフェイス名が変更されたので、
ダブルクリックでは適用できないマテリアルがほとんどだと思います。
『V4 Skins Auto Converter for Genesis 2 Female(s)』を使うと、自動で変換して適用してくれるので便利です。
「Victoria 4 Body」モーフ、「Navel」(へそ)モーフを1にセットします。
Genesis 2 FemaleはへそがないのでNavelモーフを使っています。
[Content Library]タブにてファイルを保存する場所を決めたら、
下部の+ボタンを押して 「Character Preset」 を選びます。
ファイル保存ダイアログが表示されるので、名前を付けて保存します。
保存されたキャラクターのアイコンを右クリック > Categorize から
カテゴライズが行えます。
表示させたいカテゴリにチェックを付けて[Accept]ボタンを押します。
カテゴライズを行うと、SmartContentにキャラが並びます。
これでV4キャラの移植は完了です!
脇の下に若干の違いがみられるでしょうか…。
Genesis 2の形の方が自然に思います。
それ以外はほぼ同じように見えます。
同じようなポーズを取らせてみました。
Genesis 2には乳房にもボーンがあるので、より自然な感じです。
お顔のアップを比較してみました。
違いはわかりません!
GenX、さすがです。よいお仕事されてますね。
これにて手順ご紹介は終了です。
素敵なV4M4キャラクターを最新フィギュアでじゃんじゃん復活させましょう!
お疲れ様でした!
おなじキャラでも、眼鏡や髪型でだいぶ印象が違いますね。
Victoria 4(以下V4)キャラクターを
Genesis 2 Femaleで再現する手順をご紹介させていただきます。
ヘッドとボディとを分けて行いますので、ボディだけVictoria 6に…ということも可能です。
[レンダリングに使用したアイテム]
フィギュア以外はすべてV4アイテムを使ってみました。
フィギュア : Genesis 2 Female
キャラクター : SV7 Lanna (Seven)
髪の毛 : Violet Hair for V4 (LittleFox) 衣服 : Victorian Innocence Bundle (LittleFox)
フィギュア以外はすべてV4アイテムを使ってみました。
フィギュア : Genesis 2 Female
キャラクター : SV7 Lanna (Seven)
髪の毛 : Violet Hair for V4 (LittleFox) 衣服 : Victorian Innocence Bundle (LittleFox)
V4には、魅力的なキャラクターがそれはそれは沢山います。その数やGenesisの比ではありません。
今回の手順では、SevenさんのV4キャラ『SV7 Lanna』(Renderosity)を使用させていただきました。
Sevenさんのキャラは、どのキャラもとても美しいです。
DAZ Studio用のマテリアルも用意されているのも嬉しいです。
Michael 4キャラクターをGenesis 2 Maleで使う手順は、
“Victoria”の部分を“Michael”に、
Genesis 2 “Female”を、Genesis 2 “Male”に置き換えてご覧いただければ、と思います。
用意するもの
『GenX2 AddOn for Genesis 2』
Genesis、G2M、G2F間でのモーフ移植を可能にするGenX2用アドオンです。 また、第4世代フィギュア(V4/M4/K4)からGenesis 2へも可能です。
Genesis、G2M、G2F間でのモーフ移植を可能にするGenX2用アドオンです。 また、第4世代フィギュア(V4/M4/K4)からGenesis 2へも可能です。
準備
から、[GenX]タブを表示させておきます。
「Beautiful Bends for Genesis 2 Female(s)」などの自動補正モーフ系は、一時的にオフにしておきます。
プルダウンメニューからGenesis 2 Femaleを選び
[Gen X]タブ内[Morphs]タブで[All]ボタンを押すと、モーフ一覧が表示されます。
モーフを選択して[Disable]ボタンを押すとチェックが外れ
次回からそのモーフはロードされません。
再びモーフを使用したいときは、[Enable]ボタンを押して、Genesis 2 Femaleを再ロードします。
キャラクター再現の手順
まだGenesis 2 Femaleはロードしないで下さい。
Victoria 4の読み込み
SmartContentかContentLibraryから、「Victoria 4.2」 アイコンを[GenX]タブにドラッグ&ドロップします。
[Load Figure]ボタンからもロードできます。
一度ロードすれば、[Source]ボタンに一覧が加わり、即ロードできるようになります。
これでV4フィギュアがGenXにロードされました。
しかし、V4はモーフが空っぽの状態です。
カスタムモーフの「Morphs++」をインジェクションします。
「INJ Morphs++ V4」アイコンを[GenX]タブにドラッグ&ドロップします。
SmartContentでは、[Shaping]タブ > Inject にあるはずですが
当環境では表示されないので、ContentLibraryからロードしています。
ContentLibraryでは、Poser Formats の Pose内にあります。
[GenX]タブの上で右クリックし
Show in list > All Controlled Morphs にチェックします。
キャラクターモーフの転送
お好みのV4キャラクターの顔モーフを、[GenX]タブにドラッグ&ドロップします。多くのV4キャラが、ファイル名に“INJ”の文字が入っていると思います。
INJはインジェクションのことで、フィギュアの空きチャンネルにモーフが注入されます。
[GenX]タブ上で右クリック
All > Transfer: On for Non-Zero Valuesを選択します。
[Select]ボタンからでも選択できます。
すると、「転送するモーフ」でキャラのモーフだけにチェックが付きます。
モーフを転送します。
Mode : Create single morph
Shape : Victoria 4
Target : Genesis 2 Female
になっているか確認します。
「Victoria 4 for Genesis 2 Female」を使わず、
GenXが自動生成するV4シェイプを使う場合には
Shapeでは「Victoria 4 (clone)」を選択します。
設定が終ったら[Transfer]ボタンを押します。
モーフのプロパティを設定するウィンドウが開きます。
Identifier : 識別子
Name : モーフの表示名
Group : モーフの表示グループ
Region : リージョン (顔の場合は“Head”で)
Identifierは同じ名前を重複させることはできません。
空欄にしておくと、GenXが自動で付けてくれます。
後ほどIdentifier名を使うため、ここでは手動で入力しました。
セットしたキャラの顔モーフを取り外します。
REM表記のあるアイコンを、[GenX]タブにドラッグ&ドロップします。
REMはリムーブ、はずすの意味です。
次に体のモーフを転送します。
キャラの体モーフアイコン(大抵はINJと書いてあります)を[GenX]タブにドラッグ&ドロップします。
後は顔モーフと全く同じ手順で、Transfer: On for Non-Zero Values で転送するモーフにチェックを付けたら
[Transfer]まで行います。
Transferを行うと、次回Genesis 2 Femaleをロードしたときに、
[Shaping]タブにキャラクターのモーフが作成されています。
シェイプの作成
DAZ StudioにGenesis 2 Femaleをロードします。
移植したキャラの「顔モーフ」と、「Victoria 4 Head」モーフを「1」にします。モーフ転送時に「Victoria 4 (clone)」にした場合には、
GenXが生成した「Victoria 4 Head」を1にします。
Head / Generation X /** People ** グループにあります。
Zero Figure Poseはおまじないです。気にしないでください。
これでV4キャラのお顔が再現されるはずですが、
キャラによっては目の位置がずれてしまいます。
大抵は、目の位置を再調整するFixポーズファイルが同梱されています。
これを適用します。
目の位置、キャラの顔、V4顔シェイプを単一のモーフにするため、Hexagon Bridgeします。
からHexagonへ転送します。
Hexagon、ZBrushを使わない場合は、Exportからメッシュをobjファイルに保存して行います。
『Hexagon』は、ワンクリックでやり取りできるので便利です。
Bridgeを使わないモーフ作成の方法は、下の方にある■ 補足 ■を御覧ください。
HexagonにGenesis 2 Femaleが転送されます。
なにもせず…、Genesis 2 Femaleを選択して
を選んでDAZ Studioに送り返します。
DAZ Studioに戻ると、モーフ作成のオプションが表示されます。
Nameには、モーフ転送時に入力した「Identifier」 と同じ名前を入力します。
Identifier名がわからない場合は、[Parameters]タブからプロパティで確認できます。
Overwrite Existingは、Deltas Only にします。
こうすると、既存のモーフに上書きされます。
モーフが複数重なった状態なので、
[Parameters]タブを右クリック > Zero > Zero Figure からゼロフィギュアします。
全てが0にリセットされるはず…。
なのだけど、場合によってはならないことがあります。
1つずつ手作業でしてもよいけれど、大変なので
[Parameters]タブをEdit Mode に切り替えて、一括で0に設定しました。
モーフを保存したら、再度Genesis 2 Femaleをロードしなおせば0になるので、
とくに気にしなくてもよいです。
モーフを保存します。
を選択します。
オプション画面が出るので、「キャラの顔モーフ」にチェックを付けます。
Vender Name を D3D Gen X
Product Name を Victoria 4
に指定することで、Gen Xが生成したモーフファイルに上書きすることができます。
Product Nameは移植元のフィギュア名です。
Genesisからの移植では、「Genesis」です。
Gen Xが自動生成したフォルダ以外の場所へ保存すると、
IDが重複しモーフがロードできなくなります。
別の場所に保存する場合は、保存後にGen Xが生成した最初のモーフを削除しておきます。
エクスプローラの、
DAZ Studioのライブラリ\data\DAZ 3D\Genesis 2\Female\Morphs\D3D Gen X\Victoria 4
の中にあります。[Gen X]タブの[Mophs]タブから[Delete]ボタンでも削除が可能ですが、
生成されたアイコンファイルも同時に削除されてしまいます。
また、今回は「キャラの顔モーフ+Victoria 4 Head」で一つのモーフにしていますが、
「キャラの体モーフ+Victoria 4 Body(なんらかのシェイプ)」で一つにするのは避けた方が賢明です。
関節の曲りが不自然になったり、リグの再調整が必要になるかもしれません。
■ 補足 ■
Hexagon Bridgeを使用せずにモーフを作成する場合
[parameters]タブにて、Genesis2のResolution Levelを
Baseに切り替えます。
を選びます。
ファイル名を入力するウィンドウが出ますので、
ファイル名をモーフ転送時に入力した「Identifier」 (何でもよいですが後でName入力の手間を省くためです)
ファイルの種類をWavefront Object (*.obj)にして、適当なフォルダに保存します。
エクスポートのオプション画面が出ます。
PresetのTo: とある場所は、DAZ Studio (1 unit = 1cm) にし、
あとはデフォルトのまま [Accept] ボタンを押します。
Objファイル保存が完了します。
を選んで起動させます。
Convert To DAZ Studio の From: の場所は、エクポートと同じ
DAZ Studio (1 unit = 1cm)にします。
[Chose Morph Files]ボタンを押し、先ほど保存したObjファイルを読み込みます。
Overwrite Existingは、Deltas Onlyにして、[Accept]ボタンでモーフ読み込み完了です。
マテリアルの設定
モーフの保存が完了したら、Genesis 2 Femaleをシーンから削除して再ロードします。
再ロードは必ずしも必要ないですが、目の位置ポーズなど、余計な情報を完全にクリアにするために行っています。
SmartContentの
Materials : Feminine : Victoria 4 for Genesis 2 Female と辿っていき
「Set Victoria 4 UV」アイコンをダブルクリックします。
キャラクターのマテリアルをセットします。
DAZ Studio用のマテリアルが付属していないものもあります。
また、Genesis 2 Femaleからサーフェイス名が変更されたので、
ダブルクリックでは適用できないマテリアルがほとんどだと思います。
『V4 Skins Auto Converter for Genesis 2 Female(s)』を使うと、自動で変換して適用してくれるので便利です。
キャラクタープリセットの作成
最後に、セットしたシェイプ&マテリアルを一緒にしてCharacter Presetとして保存します。
フィギュアをロードするのと同じように、ダブルクリックでキャラクターがロードできるようになります。
「Victoria 4 Body」モーフ、「Navel」(へそ)モーフを1にセットします。
Genesis 2 FemaleはへそがないのでNavelモーフを使っています。
[Content Library]タブにてファイルを保存する場所を決めたら、
下部の+ボタンを押して 「Character Preset」 を選びます。
ファイル保存ダイアログが表示されるので、名前を付けて保存します。
保存されたキャラクターのアイコンを右クリック > Categorize から
カテゴライズが行えます。
表示させたいカテゴリにチェックを付けて[Accept]ボタンを押します。
カテゴライズを行うと、SmartContentにキャラが並びます。
これでV4キャラの移植は完了です!
オリジナルとの比較
最後に、オリジナルのVictoria 4 キャラと、移植したGenesis 2 Femaleでのキャラと比較してみます。
Victoria 4 と Genesis 2 Femaleでの初期ポーズ状態です。脇の下に若干の違いがみられるでしょうか…。
Genesis 2の形の方が自然に思います。
それ以外はほぼ同じように見えます。
同じようなポーズを取らせてみました。
Genesis 2には乳房にもボーンがあるので、より自然な感じです。
お顔のアップを比較してみました。
違いはわかりません!
GenX、さすがです。よいお仕事されてますね。
これにて手順ご紹介は終了です。
素敵なV4M4キャラクターを最新フィギュアでじゃんじゃん復活させましょう!
お疲れ様でした!
おなじキャラでも、眼鏡や髪型でだいぶ印象が違いますね。
[レンダリングに使用したアイテム]
髪の毛 : ValenTina Hair for V4 (SWAM)
衣服 : Shirt for V5 (hongyu) 眼鏡 : SPEX for Genesis (Slosh)
背景&ポーズ:Late Nights at the Library (ironman13)
髪の毛 : ValenTina Hair for V4 (SWAM)
衣服 : Shirt for V5 (hongyu) 眼鏡 : SPEX for Genesis (Slosh)
背景&ポーズ:Late Nights at the Library (ironman13)
コメント
コメント一覧 (8)
とても分りやすくて これなら自分でも出来るかもしれないと思いました。
M4V4セールでキャラクターをいっぱい購入して『こんなにキャラクターを使うのかな?』と少し後悔し始めていたので助かりました。
ところで『V4 Skins Auto Converter for Genesis 2 Female(s)』を使ってみたら耳の部分だけが合わない(耳だけがマテリアルセットできない)のですが
すいさんの『V4 Skins Auto Converter for Genesis 2 Female(s)』はいかがでしょうか?
もしかして私の物だけに不具合(?)がおきているのでしょうか?
お知恵を拝借いただければ幸いです。
五郎八(いろは)
がしました
Utilitiesから選択→変換→UVはVictoria 4になっているのですが…
五郎八(いろは)
がしました
こんにちは!
お得ゲットできたM4V4キャラを活かせるお手伝いが出来るなら幸いです。
説明下手なので、疑問なところは遠慮なく突っ込んでやって下さい。
『V4 Skins Auto Converter』ですが、
私も耳だけがセットされません。UV SetのみVictoria 4に切り替わる状態です。
実はこの手順で使ったV4キャラクターのマテリアルはdufファイルなので
コンバーターを使わなくてもセットできるのです。
なので気が付かなっかったです…。申し訳ないです~!
M4のスキンコンバーターの方は問題なく適用できます。
スキンコンバーターをフォーラムで検索してみると
同じ問題を抱えている方が複数いらっしゃいましたが、解決されていなかったです。
Dimension 3Dさんの「Generation 4 to Genesis 2 Material Converter」でも
試してみましたが、V4は耳だけ適用できませんでした。
G2F自体に問題があるのかなぁ…。
打開策を考えてみました。
(1) V4のコンバーターでマテリアルを適用した後、
耳のサーフェイスに他と同じシェーダー(DAZ Studio Defaultなど)を適用し、
Headサーフェイスを右クリックしてコピー、Earsサーフェイスにペースト。
(2) M4のコンバータをお持ちであれば、
M4コンバータでV4マテリアルをセットした後に、手動でUVをVictoria 4に設定。
(3) V4マテリアルをV4に適用してduf形式で保存しなおして、それをG2Fに適用。
2が楽かな…と思いました。
ただ、これをすると、
Genesis 2 FemaleでMichael 4のテクスチャが使える状態になります…。
五郎八(いろは)
がしました
M4用コンバータは入手済みです。
(2)のおかげでV4マテリアルをG2Fで使えるようになりました!
第4世代の肌が大好きで どうしてもG2Fで使えないのかと困っていたのでとても嬉しいです。
本当にありがとうございました。
五郎八(いろは)
がしました
その後いろいろ試してみたのですが、
どうやらPoserポーズファイルのpz2ファイルでのみ、適用ができないです。
旧DAZ Studioファイルのdsファイルとdsaファイルでしたら、問題なく適用できました。
知識不足ゆえ、それがなぜなのかさっぱりです…。うーん…。
あんまり役に立たなくてごめんなさい~。
私も第4世代に、お気に入りテクスチャーが多いので、
再活用できるツールはありがたいです!
五郎八(いろは)
がしました
ちょっとご無沙汰でした。
怒涛のT-Partyで散財しております。
散財とともにアイテムがまたたまりすでに不良債権化しそうなものが・・・
さて今回の記事 V4のテクスチャーの移行ですがこんな高度な技、
私にはいつできるようになるのやらと思っております。
しかしやはりGenesis 2へシフトしなくてはいけないとも思っております。
(ご存知のとうりM5ユーザーです)
SCの表示内容がFigureの世代で決まってしまうようなので
どうやったらアイテム管理をしたらいいのか困っております。
すいさんはやはりGensisi2へ完全移行中でしょうか?
五郎八(いろは)
がしました
(ここのところがいまいち自分の中で未消化でGensis2のハードルを高くしています)レンダロシティではまだM4/V4が主流のようですし、かといってDAZの新商品はGensis2ですし・・・ポーズやテクスチャの保存を始めだしてから、自分のなかで方向が決められず足踏み状態です・・・
五郎八(いろは)
がしました
こんにちは!お元気そうでなによりです~。
わたしもかなり散財しちゃいましたよ…。
そしてまたPC+特典で大幅割引中なので、ついついカートにぽちっと。
使用フィギュアですが、うーん、
現状のフィギュアで満足なら、お好みのフィギュアでよいのじゃないかな。
現在進行形でV4M4が現役の方も沢山おられますもの。
私はデッサン人形が使用の目的なので、
より人間に近く、柔軟な曲がりをする最新フィギュアが望ましいです。
Genesisの指の関節の残念さが気になって仕方がないのです。
ただ、筋肉表現はGenesisなのよねぇ…。
旧フィギュアアイテムも利用する者にとっては、
SmartContentの表示がフィギュアで制限されてしまうのがちょっと難点ですね。
フィギュアを選択しないと、その制限が解かれて全部表示されます。
もしくは、ContentLibraryから探すか…ですかね。
Michael 5にGenesis 2系の衣服も着せられますし、ポーズもほぼ互換です。
あまり難しく考えなくてよいと思います。
五郎八(いろは)
がしました