フォントネタ続きであれなんだけど、毎度のことながらいっそ己で作るしかないと、自作してみました。
一つ目は極太な明朝体。
Mincho
○蘭明朝?リュ○ミン?ヒラ○ノ?っぽい強弱のはっきりした字体を目指してみました。
ひらがなとカタカナと必要な分だけの漢字が少し。下手くそな字体とバランスの悪さが気になって弄っては直し、の繰り返しだったのだけどももう妥協しました。微妙な角度調整が神経を使うので、パスを動かすのに力み過ぎ、手が痺れて限界になってしまいました。

自作なので、こんな特殊な文字も打てます。
Fukidashi
問題は漢字なのだけど、どうせこの書体は主に叫びと喘ぎにしか使わないので、なんとかなるかな…。

もうひとつ気分転換に作ってみたのが、フリーにもよくある手書きフォント。
tegaki
書き文字用にマーカーで書いたような文字が欲しかったのです。漢字が…、大量です。知らない漢字もあったりして、学の無さを恥じつつ、ぼちぼち埋めていこうと思います。

作成はTTEditで行っておりますが、特徴を掴むのに遠回りをしてしまい、同じものを二回も三回も作り直すはめになってしまったので、今後のために気付いたことをメモ書き。

●Illustratorからのコピー&ペーストは、TTEditでは元サイズがどうあれサイズいっぱいに取り込まれる。Illustratorでのサイズを維持したい場合には、svg形式でのインポートがある。
●svgファイルは、稀に制御点が部分的にあらぬ方向へ行った状態でインポートされることがある。イラレに戻っておかしいアンカーを微妙に動かしたりした後再保存し、再度インポートすると大抵は正常になる。
●svgでインポートして作成したフォントは、なぜかAdobe製品で使うと縦書き時に文字位置が上に詰っておかしな状態になった。(イラスタ・コミスタでは正常)。新規でファイルを作り、グリフをおかしいフォントからコピー&ペーストしフォントファイルを作り直せば正常になった(一括コピーでは駄目だった)。
●イラレからのコピペでサイズを維持したい場合、文字の高さに合わせて枠を作って一緒に取り込み、枠のみ消す。枠はアウトライン単線では枠が無くなり通常通りのサイズを無視した取り込みになるが、塗りつぶしされた複合パスの枠にしたらサイズを維持した取り込みに成功した。